今日のひとことでまとめ
今日は 東京・ロンドン市場が休場 のなか、NYは 米イラン情勢の緊張(UAEによるイランからのミサイル迎撃発表)を背景に主要3指数とも下落して引けました。NYダウは -1.13% と特に下げが目立ち、為替は USD/JPY が157円台に乗せて堅調、ゴールドは値幅の大きい1日となりました。
この記事では、5月1日(金)のNYクローズと本日5月4日のNYクロージングまでを中心に、主要シンボルの値動きと関連ニュースを初心者向けに整理します。
本記事は投資助言ではありません。公開情報をもとに、市場の動きを記録・整理する目的で作成しています。
今日の市場カレンダー
| 市場 | 状況 |
|---|---|
| 東京(日本) | 休場(みどりの日/ゴールデンウィーク) |
| ロンドン(英国) | 休場(Early May Bank Holiday) |
| ニューヨーク(米国) | 通常取引 |
東京・ロンドン両市場が休みで、NYが主役の1日となりました。
主要シンボルの値動き
5月1日(金)NYクローズ — 直近の参照値
| 対象 | 終値 / 水準 | 動き |
|---|---|---|
| S&P 500 | 7,230.12 | +0.29%(過去最高値更新) |
| Nasdaq総合 | 25,114.44 | +0.89%(過去最高値更新) |
| NYダウ | 49,499.27 | -0.31% |
| USD/JPY | 156.88 | 前日比 +0.29% のドル買い |
| 米10年債利回り | 4.38% | ほぼ横ばい |
5/1金曜は、S&P500とNasdaqが過去最高値を更新して引けました。週前半に開かれたFOMCで政策金利が据え置きとなり、声明や記者会見のトーンがややタカ派寄りと受け止められたものの、メガキャップ・テック企業の決算が支えとなり、株式市場は記録更新で週を終えています。
5月4日(月)NYクローズ
| 対象 | 終値 / 水準 | 動き |
|---|---|---|
| S&P 500 | 7,200.75 | -0.41% |
| NYダウ | 48,941.90 | -1.13%(-557.37ポイント) |
| Nasdaq総合 | 25,067.80 | -0.19% |
| USD/JPY | 157.226 | 前営業日比 +0.13% のドル買い |
| ゴールド(XAU/USD) | $4,537〜$4,644 のレンジで推移 | 値幅大、夕方以降は$4,540前後まで下落 |
| 米10年債利回り | 4.37%前後 | 小幅低下 |
| WTI原油 | $103前後 | 序盤上昇、引け間際に伸び鈍化 |
| Brent原油 | $110前後 | 同上 |
| EUR/USD | 1.17近辺 | 大きな動意は限定的 |
寄り付きは方向感に乏しかったものの、UAEがイランからのミサイル迎撃を発表 したとの報道を受けて地政学リスクが意識され、引けにかけて株式は売られて終了。NYダウは -1.13% と主要3指数のなかで特に下げが目立ちました。一方、トランプ大統領が表明した「Project Freedom」と称するホルムズ海峡の艦船護衛計画や、米イラン和平協議の進展観測も同時に伝わり、ゴールドは値幅の大きい1日となっています。
今日の主な出来事
1. 米イラン情勢の緊張継続
初心者向けにいうと
米国とイランの間で軍事的な緊張が続いており、ホルムズ海峡(中東の主要な原油輸送路)周辺で情報が交錯する状況です。本日は UAE(アラブ首長国連邦)が「イランから発射されたミサイルを迎撃した」と発表 したことが伝わり、地政学リスクへの警戒感が改めて強まりました。前週末からの米軍艦攻撃の真偽をめぐる報道に対しては、米中央軍(CENTCOM)が「米海軍の艦艇は攻撃されていない」と表明しています。
一方、トランプ大統領は 「Project Freedom」と呼ぶホルムズ海峡での艦船護衛計画 を発表し、米イラン間の和平協議の進展を示唆する報道も並行して出ており、楽観・悲観の材料が交錯する展開でした。
市場で注目されたポイント
- 株式:UAEのミサイル迎撃報道を受けて引けにかけて売り優勢に。NYダウ -1.13%、S&P500 -0.41%、Nasdaq -0.19%
- 原油:序盤は地政学リスクを意識して上昇、その後は和平協議報道や護衛計画を受けて伸び鈍化
- ゴールド:地政学リスクと和平観測の綱引きで値幅が大きく、$4,500台後半〜$4,600台前半で大きく振れる展開
- 為替:ドル買いが優勢で USD/JPY は157円台を回復
参照ソース
2. 5月1日に出揃った主要決算とFOMC(金曜の振り返り)
初心者向けにいうと
先週、米国では年に8回開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)が政策金利を据え置きで終えました。一方、メガキャップ・テック企業の決算発表が相次ぎ、内容が市場に好感されました。
市場で注目されたポイント
- FOMC声明は政策金利を据え置きつつも、トーンはタカ派寄りと受け止められた
- メガキャップ・テック決算が相場を下支え
- S&P500・Nasdaqが揃って史上最高値を更新
- 一方でNYダウは小幅安で週を終えた
参照ソース
今週の注目イベント
| 日付(JST) | 国・地域 | イベント | なぜ注目される? |
|---|---|---|---|
| 5/8(金)21:30 | 米国 | 4月 雇用統計(NFP) | 米景気の強さと利下げ/据え置き判断の材料になりやすい |
| 期間中 | 米国 | 主要企業決算(継続) | 高値圏のNY株のサポート材料となるかが意識されやすい |
| 期間中 | 中東 | 米イラン情勢関連報道 | 原油・ゴールド・株式リスクオン/オフに直結しやすい |
3月の雇用統計は 非農業部門雇用者数 +178,000人(市場予想 +60,000人を大幅に上回り)、失業率 4.3% という結果でした。今回4月分の発表は 5月8日(金)日本時間21:30 に予定されています。
雇用統計の基本については、初心者向け解説記事もあわせてご覧ください。
まとめ
- 5/4は東京・ロンドンが休場、NY主導の1日
- UAEがイランからのミサイル迎撃を発表、地政学リスクが改めて意識される
- NY株は3指数とも下落(S&P -0.41%、Dow -1.13%、Nasdaq -0.19%)
- USD/JPYは157円台に乗せて堅調、ゴールドは値幅の大きい1日
- 5/1金曜にS&P500・Nasdaqが史上最高値で週を終えていたため、最高値からの調整局面
- 今週最大の注目は 5/8(金)の4月米雇用統計
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